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再休場の尊富士は「左大胸筋停止部断裂」診断書提出「患部に激痛あり腫脹・皮下血腫」場所前の稽古で負傷

スポニチアネックス / 2024年7月24日 20時48分

<大相撲名古屋場所8日目>塩を投げる尊富士(撮影・井垣 忠夫)

 ◇大相撲名古屋場所11日目(2024年7月24日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 10日目から休場した東十両2枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が、日本相撲協会に診断書を提出した。傷病名は「左大胸筋停止部断裂」。「2週間前の稽古中に受傷」「患部に激痛あり腫脹・皮下血腫」などと記されており、全治期間は明記されていなかった。

 休場が決まった10日目、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「足首は大丈夫。左胸がうっ血して腫れている。場所前から痛かった」と説明していた。尊富士はこの日、名古屋市瑞穂区の伊勢ケ浜部屋で朝稽古に参加。「しっかり治してまた来場所という感じです。稽古場に降りて、できることはあるので」と話した。

 尊富士は、110年ぶりの新入幕優勝という歴史的偉業を果たした春場所で右足首靱帯を損傷し、夏場所は全休。史上最速優勝からわずか1場所という史上最速で十両に転落した今場所は、初日に間に合わず8日目から出場した。2日とも圧倒的な強さで2連勝。関取残留が確実となる勝ち星を挙げていた。

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