Sランス・中村敬斗「もうちょっといいところを…」 久々にJチームとの対戦に「懐かしい感じがした」

前半、磐田の選手に囲まれる中村

　◇親善試合　スタッド・ランス1ー1ジュビロ磐田（2024年7月24日　ヤマハ）

　日本代表MF中村敬斗（23）、MF伊東純也（31）が所属するフランス1部スタッド・ランスが24日、初の日本ツアーでJ1磐田と対戦。日本人選手の“ホットライン”で会場を沸かせ、後半17分に途中交代。試合は後半22分に先制を許したが、後半34分に同点に追いついて1―1で引き分けた。

　中村、伊東の2人とも先発出場。前半4分、中村がハーフライン付近でパスカットすると、相手ディフェンス背後へのスルーパスに伊東が走り込んだが、磐田GK杉本にクリアされた。それでも会場は日本人選手の“ホットライン”に大きな歓声が起こった。

　後半も伊東と中村は引き続き出場したが、後半17分に一気に9選手交代の場面で2人はベンチに下がり、試合の行方を見守った。

　試合後に中村は「今日チームとしても、個人としてもあまり良いプレーが見せなかったのかなと思いますけど、まずは初戦負けなかったことがいいかなと思います。久々にJリーグの相手と日本で対戦できることを、すごい楽しみにしてたんで、なんか懐かしい感じがしました」と試合を振り返った。

　自身のプレーについて「もうちょっといいところ見せられたかなと思ったんですけど、また次頑張りたい」と語った。

　スタッド・ランスの日本ツアーの次戦は、27日に清水と対戦する。最後に「次はもっと良いコンディションでチームとして臨めると思うんで、必ず勝ってファンのみんな喜ばせるように頑張りたいです」とファンにメッセージを送った。