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パリ五輪男子サッカー開幕!優勝候補アルゼンチン モロッコとの初戦サポーター乱入で“異例の中断”

スポニチアネックス / 2024年7月25日 0時18分

<パリ五輪男子サッカー アルゼンチン・モロッコ>後半アディッショナルタイム、劇的な同点ゴールを決め喜びを爆発させるアルゼンチン代表メディナ(ロイター)

 ◇パリ五輪男子サッカー1次リーグB組 アルゼンチン―モロッコ(2024年7月24日 サンテティエンヌ)

 パリ五輪のサッカー男子は開会式に先駆けて24日から始まり、2度の優勝経験があるアルゼンチンは1次リーグB組初戦でモロッコと対戦。1―2とリードを許した後半アディッショナルタイム16分、“ラストプレー”でゴールネットを揺らすと相手サポーターが乱入。選手が緊急避難することになり、このまま試合終了したかに思えたが国際オリンピック委員会(IOC)によるとゲームは中断したままだという。

 アルゼンチンはFWアルバレス(マンチェスターC)、DFオタメンディ(ベンフィカ)、GKルジ(アヤックス)らオーバーエイジ(OA)枠3人全員をスタメン起用。FWベルトラン(フィオレンティーナ)やMFアルマダ(ボタフォゴ)らU―23代表の主力が先発出場した。

 試合は0―0のまま前半アディッショナルタイムに入ると、自陣左サイドを崩されグラウンダーのクロスから最後はモロッコ代表FWラヒミ(アルアイン)に決められ失点。1点ビハインドで折り返すと後半6分にはPKを献上。これを再びFWラヒミに決められ、0―2とリードを許す厳しい展開となった。

 反撃を狙うチームは後半23分、途中出場のFWシメオネ(A・マドリード)が左からのクロスに飛び込み1点を返した。1点リードを許したまま後半アディッショナルタイムに突入すると、16分にMFメディナ(ボカジュニアーズ)が執念の同点弾。直後にモロッコサポーターが乱入し、選手が避難することに。このまま試合終了したかに思えたがIOCによるとメディナのゴールシーンにおいてVAR判定する必要があるため中断のまま。今後無観客の状態で再開される可能性があるとした。

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