サッカー男子 日本前半にアクシデント…平河が担架で運ばれ途中交代 パラグアイ一発レッドで10人に

＜日本・パラグアイ＞前半、担架に乗り交代する平河（撮影・小海途　良幹）

　◇パリ五輪　サッカー男子　日本ーパラグアイ（2024年7月25日　ボルドー競技場）

　パリ五輪のサッカー男子日本代表は1次リーグ初戦でパラグアイと対戦。前半19にMF三戸舜介(21＝スパルタ)が先制点を挙げた。同25分にはパラグアイの選手がFW平河悠(23＝ブリストルC)への反則でレッドカードを受け、一発退場した。平河はプレーを再開したものの同35分にピッチに座り込み、担架で運ばれて交代した。

　8大会連続出場の日本はMF藤田、FW細谷らが先発に名を連ね、5大会ぶり出場のパラグアイと激突。前半19分、FW斉藤の縦パスに抜け出した細谷がマイナスに折り返すと、最後は三戸が右足でニアを射貫き、先制に成功した。

　同25分にはパラグアイの10番、MFビエラがFW平河にアフタータックル。平河は足を押さえて倒れ込んだ。VAR判定により主審がオンフィールドレビューを実施し、ビエラにレッドカードが提示された。

　平河はプレーを再開したものの、前半32分頃にピッチに座り込み踏まれた右足を気にする素振りを見せた。自力では立てず、担架で運ばれそのまま交代。FW佐藤が代わってピッチに入った。

　日本は04年アテネ大会の1次リーグ初戦でもパラグアイと対戦し、3―4で敗れた。パラグアイはアテネ大会で銀メダルを獲得している。