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バレー男子は“朝活”開始 本番会場で石川祐希が豪快バックアタック 米国監督も警戒

スポニチアネックス / 2024年7月25日 4時33分

石川

 バレーボールの男子日本代表が24日、本番会場で初練習を行った。27日午前9時(日本時間午後4時)開始の1次リーグ初戦ドイツ戦を想定。午前8時ごろから隣接するコートでウオーミングアップを始め、試合時間と同じ9時から本番コートに入り、ゲーム形式中心のメニューをこなした。照明の当たり方など会場の雰囲気を入念に確認。主将の石川祐希(28=ペルージャ)が豪快なバックアタックを決めるなど適度な緊張感の中で汗を流した。

 フィリップ・ブラン監督(64)は「朝9時にバレーボール選手がプレーするのは非常に難しいが、ドイツも同じ条件。9時にハイパフォーマンスを持ってこられるようにしたい」と強調した。17年に来日し、コーチ時代を含めて日本代表の指導は8年目。今大会限りの退任が決まっており、母国フランスで集大成の舞台を迎える。「当然、フランス人としての気持ちはあるが、まずはドイツ戦、アルゼンチン戦、米国戦にフォーカスしたい」と目の前の戦いに集中している。 (木本 新也)

《急成長の日本を米国監督が警戒》

 ○…1次リーグで日本と同じC組に入った米国代表のスパロー監督が23日、メインプレスセンターで記者会見し、8月2日の第3戦でぶつかる日本について「この数年間で驚異的な進歩を遂げた。簡単にはいかないチームだ」と警戒感を示した。監督は「日本はあらゆる技術が高い。勝つにはサーブ、サーブレシーブ、ブロック、スパイクと全てのプレーが重要になる」と指摘。東京五輪銅メダルのアルゼンチンやドイツも同組で「タフな組に入った」と述べた。

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