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阪神・高橋 「7人目の先発」任せろ!8月6日からの9連戦での復帰視野「まだまだ上げていきたい」

スポニチアネックス / 2024年7月25日 5時15分

シート打撃で順調な調整ぶりをうかがわせた阪神・高橋(撮影・岸 良祐)

 阪神・高橋遥人投手(28)が24日に甲子園球場での1軍練習に参加し、シート打撃登板では最速147キロを計測してアピールした。22日に支配下選手登録が公示されたばかり。先発陣に「7人目」が必要となる8月6日からの9連戦での復帰を期待され、一歩前進した。

 高橋が支配下枠に復帰してから初めて甲子園のマウンドに上がった。ユニホームはまだ育成時代の背番号129。オールスター出場の近本と中野を除く主力打者とシート打撃で対戦した。

 打者10人に34球を投げて被安打4。佐藤輝を直球で差し込んで左飛に仕留めるなど、最速147キロを計測した直球の強さを示した。渡辺には左翼席へ打ち込まれても、状態の良さを感じさせた。

 「ストライクを取ることを意識した。自分が感じているなりの打者の反応だったし、少しずつ良くなっている」

 真夏の大型連戦での先発切符へ向けて確かに前進した。8月6日のヤクルト戦から9連戦。先発6人だけで回すには登板間隔を詰めなければならない。猛暑の負担を考えれば「7人目」の起用が現実的だろう。実績組では青柳と伊藤将、若手では門別が2軍で控える中、高橋も候補の一人に挙がる。

 「しっかり自分の中で、いい球が投げられて、上の人が判断すると思う。投げている姿を見せることはできた。球の質も、球速とか目に見える数字もまだまだ上げていきたい」

 首脳陣からの評価も上々だ。平田ヘッドコーチは「順調に来ているってことじゃない?遥人は順調だよ」とうなずき、安藤投手コーチも「(ストライク)ゾーン(勝負)でね、順調じゃないですか。ここからは投げる体力などが課題になってくる」と今後に期待した。本拠地のマウンドでアピールに成功した。 (松本 航亮)

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