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支配下登録のソフトバンク・石塚 「ベタですけど」夢は大きく朗希撃ち 実は高校時代から親交ある同学年

スポニチアネックス / 2024年7月25日 6時0分

支配下登録会見で喜ぶ(左から)石塚、前田純、三浦、中村亮

 ソフトバンクは24日、育成選手の石塚綜一郎捕手(23)、三浦瑞樹投手(24)、中村亮太投手(26)、前田純投手(24)と支配下選手契約を結んだと発表した。4選手は同日午前に筑後ファーム施設で会見に臨み、1軍の全体練習に合流した。唯一の野手、石塚は黒沢尻工(岩手)時代から親交のあるロッテ・佐々木との同学年対決を目標とした。

 石塚が育成5年目で念願の2桁背番号を手にした。1軍での野望は明確だ。「ベタですけど、佐々木朗希と対戦したいですかね」と夢を広げた。

 黒沢尻工(岩手)時代、県内の同学年のライバルに大船渡のエース佐々木がいた。対戦こそなかったが、19年ドラフト前に会う機会に恵まれ、連絡先を交換した。佐々木が22年に完全試合を達成した際には祝福のメッセージを送った。「連絡しようと思えばできますけど…」と控えめに話したが、自分の株を上げるには最高の相手となる。

 “朗希対策”はバッチリだ。球団が2~4軍の選手を対象に行っている「iPitch(アイピッチ)」を用いた打撃検定の成績が抜けている。回転数や変化量などを入力することで実在の投手の球質を再現できる最新マシンを使った16段階の検定で15段階まで唯一クリアした。小久保監督は「彼のレベルは断トツ。ファームで(打率)3割打ってるので1軍に値すると判断された」と説明した。

 漢字検定、英語検定ともに3級を保持する検定好きでもある。背番号「55」は大道典良3軍打撃コーチが背負っていた番号。大道コーチの現役時代のように「バットを短く持ってもいいので打ちたいです」と話し、朗希撃ちをイメージした。

 《前田純&三浦も気合》○…前田純と三浦の両左腕は、先発として起用されたウエスタン・リーグでの成績が認められて念願の支配下を勝ち取った。前田純は背番号「51」のユニホームに袖を通して「1軍で早く競争したい。イチローさんにランディ・ジョンソンの番号。長く活躍してエースになる」と話した。三浦は同じ育成出身左腕・大関が昨季まで背負った「42」をつける。「大関さんを超える。一戦一戦、大事に投げます」と先発ローテーション争い参戦に意気込んでいた。

 ▼ソフトバンク中村亮(支配下復帰)やっとやり返せる気持ちであふれてます。結果を出し信頼を得る。より一層ギア上げます。

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