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龍谷大平安 異例の昼寝から“お目覚め”4回から11安打で5得点 中断含め5時間近い試合を制す

スポニチアネックス / 2024年7月25日 5時33分

<乙訓・龍谷大平安>相手打線を完封した龍谷大平安・大西

 ◇第106回全国高校野球 京都大会準々決勝 龍谷大平安5―0乙訓(2024年7月24日 わかさスタジアム京都)

 3回裏に入ったところで雷雨とグラウンド不良のため2時間49分も中断。龍谷大平安・原田英彦監督は「一回クリーニングが必要やなと。20分間、目つぶって、ちょっと寝ろと言った」と明かした。異例の昼寝を挟み、文字通り目覚めた。3回までの1安打から一転、4回から11安打で5得点を奪った。

 「7番・左翼」の勝部太郎(3年)は2安打2打点。「素直にうれしい。監督の熱い思いに応えられるように頑張っている」。先発した大西傳心(でんしん=3年)も中断の影響をものともせず、115球で3試合連続完封を決め「喜ぶのは優勝してから」と次戦を見据えた。午前11時34分に始まって午後4時17分に終了。5時間近くをかけて4強を決めた。 (杉原 瑠夏)

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