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【セブンズ】石田吉主将「安パイでは勝てない」攻撃は及第点も守備を反省 パリ五輪初戦でNZに12―40

スポニチアネックス / 2024年7月25日 2時15分

ラグビー<日本・ニュージーランド>後半、突進するも倒される石田吉(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪 7人制ラグビー男子1次リーグA組 日本12―40ニュージーランド(2024年7月24日 フランス競技場)

 全競技を通じて日本選手団で最も早く初戦を迎えた男子代表は、21年東京五輪銀メダルのニュージーランドに12―40で敗れ、黒星スタートとなった。この後の第2戦では、アイルランドと対戦する。

 開始30秒過ぎに1トライを先取された日本だが、直後のキックオフボールを獲得すると、ワイドにパスを回すアタックで徐々に前進。敵陣に入ったところでケレビ・ジョシュア(愛知)がディフェンス裏に低い弾道のパントキックを転がすと、オフサイドすれすれで走り込んだ津岡翔太郎(日本協会)が再獲得してトライ。鮮やかなシーンに、ほぼ満席の客席からは大歓声が起きた。

 しかしその後は地力に勝るニュージーランドに5トライを許して完敗。後半ロスタイムに再びキックを絡めて1トライを返すのがやっとだった。石田吉平主将(横浜)は「アタックはキックを使ってトライにつながり、いいテンポでできた。ディフェンスで引いてしまい、リスクを取らないラグビーで負けた。安パイでは勝てないので修正したい」と反省した。

 日本はこの後の第2戦でアイルランドと対戦する。連敗なら2大会ぶりの決勝トーナメント進出が極めて厳しくなる大事な一戦。丸尾崇真(神奈川タマリバク)は「一から切り替える。僕たちは永遠にチャレンジャー」と気持ちを切り替えていた。

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