男子サッカー 藤田譲瑠チマ主将「いい流れに乗れる」五輪最多5発大勝でアテネ五輪銀パラグアイ下す

ボールを追う藤田（撮影・小海途　良幹）

　◇パリ五輪　男子サッカー　日本5－0パラグアイ（2024年7月24日　ボルドー競技場）

　56年ぶりのメダル獲得を目指す日本は1次リーグD組初戦で南米予選首位通過のパラグアイと対戦し、5－0で大勝した。日本は04年アテネ大会の1次リーグ初戦でもパラグアイと対戦し敗れたものの、20年越しの対戦でリベンジを果たした。1試合5発は五輪での最多得点となった。

　フル出場で初戦白星に貢献したMF藤田譲瑠チマ主将は「凄い大きい勝利。チームとしてもいい流れに乗れるし内容的にもよかった」とうなずいた。

　パラグアイは前半35分に退場者を出した。日本は数的有利を得た形となったが、自分たちのやることは変えないと話していた。点を取って得点差をつけられるようにしようと話していた」と冷静にピッチ内をコントロールした。

　五輪最多となる5発大勝に「得点の取り方もセットプレーやカウンターなどいろんな点の取り方だった。先制点を取れたのは大きかったし、チームとしてもアグレッシブにサッカーができて、そういうところで相手を上回った」と勝因を語った。