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元十両の栃丸が幕下で勝ち越し 故・岩友親方に誓う関取復帰「年内には勝負できるところへ」

スポニチアネックス / 2024年7月25日 6時36分

<大相撲名古屋場所11日目>御雷山(右)を突き倒しで下した栃丸

 ◇大相撲名古屋場所11日目(2024年7月24日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 元十両で東幕下56枚目の栃丸(31=春日野部屋)が御雷山(19=錣山部屋)を下して4勝目を挙げ、3場所連続の勝ち越しを決めた。もろ手突きから回転良く突っ張り、一度いなしてからさらに突っ張って豪快に突き倒し。「今場所で一番良い相撲でした」と会心の内容を振り返った。

 昨年8月末に古傷の両膝を手術し、3場所連続全休を経て復帰した春場所で序二段優勝。夏場所は三段目で6勝を挙げ、今場所は幕下まで番付を戻した。幕下での勝ち越しは、昨年初場所以来9場所ぶり。「幕下の勝ち越しは久々なのでうれしいけど…元の番付を考えたら、ここで4勝や5勝ではどうなの?と思うところもあります」。現状では満足できない関取経験者としての本音ものぞかせた。

 場所前の今月6日、部屋の岩友親方(元幕内・木村山)が42歳で亡くなった。「同じ押し相撲で、熱心に指導していただきました」。名古屋場所直前だったため葬儀には参列できず。初白星を挙げた2日目の取組後には「まだ実感がない。東京に帰ったら普通にいるんじゃないかと思うぐらい」と神妙な面持ちで話していた。「まだまだ教えてもらうことがあった。岩友親方の教えを守りながら番付を上げていくことが弔いになるのかな」。天国へ、勝ち越しを届けた。

 目標はもちろん関取に返り咲くこと。膝の状態は回復しつつあるが「今場所はあまり状態良くない」と一進一退の日々だ。「あと1番勝って1枚でも番付を戻したい。年内には勝負できるところへ行きたい」と昇進圏内への再浮上を誓った。

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