十両・友風が12日目から休場 前日の取組後には足を引きずる様子も…過去に右膝の大ケガで現在も後遺症

友風

　◇大相撲名古屋場所12日目（2024年7月25日　愛知・ドルフィンズアリーナ）

　日本相撲協会は25日、東十両7枚目の友風（29＝中村部屋）が12日目から休場すると発表した。

　友風は11日目、大奄美に取り直しの末はたき込みで敗れて5勝6敗。取組後は足を少し引きずりながら歩いており、支度部屋ではアイシングする様子も見られていた。

　友風の休場は、21年初場所以来。19年九州場所で右膝の脱臼や靱帯断裂などの大ケガを負って7場所連続休場した時以来となる。右膝は切断寸前の重傷から計4度の手術と壮絶なリハビリで奇跡的に回復。現在も神経麻痺の後遺症が残っている中で幕内復帰まで果たしていた。

　この日対戦予定だった東十両12枚目の白鷹山（29＝高田川部屋）は不戦勝となる。