五木ひろしが考える昭和の2大スター「出す映画、出す歌、みんなヒットに」
スポニチアネックス / 2024年7月25日 11時57分
演歌歌手の五木ひろし(76)が24日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」(水曜後10・00)がゲスト出演。昭和の名優、故石原裕次郎さん(享年52)にまつわる意外なエピソードを明かした。
放送100回記念として3週にわたって放送している昭和歌謡の歴史まるわかりスペシャルの3回目。五木が先生となり、昭和歌謡について講義。この日のテーマは、昭和の大スター、石原裕次郎さん。
裕次郎さんと言えば、銀幕の大スターでありながらヒット曲を数多く持つ歌手でもあった。五木は「当時は映画と歌が1つでしたから、ご自分の映画は(美空)ひばりさんもそうでしたけど、みんな主題歌が付くわけですよ。映画を見に行くというと、聞けるわけですよ、セット」と懐かしんだ。
そんな中、五木が「いまだに記憶している」ことと言えば、昭和32年に公開した映画「嵐を呼ぶ男」だという。「映画館に見に行った時に、当時の映画館は満杯で。子供でしたから後ろにいるとスクリーンが見えない。くぐってくぐって、その映画を見て、ドラムをたたいているシーンとか、歌も聞けて、そこから石原裕次郎ファンになっていくんですけど」と裕次郎ファンになったきっかけを明かした。
「その後、石原裕次郎さんの映画を見た帰りはみんなポケットに手に入れていたんです」と映画を見た後の男性客の“変化”を振り返り、「ポケットをぐっと上にあげるんです。脚を長く見せるために。それが時代を象徴するような出来事」と懐かしんだ。
「それから出す映画、出す歌、みんなヒットにつながって。歌う映画スターっていうのはひばりさんもそうでしたけど、昭和の2大スターはひばりさんと裕次郎さん、常に。同じく映画スターであり、大ヒット曲を持っている」とした。
自身がデビューした後の印象も。最も印象的だったのが「夜霧よ今夜も有難う」(昭和42年)だといい、「僕はちょうど売れない時代だったんですよ。デビューしてたまたま売れない時代で、新宿の駅を降りた時に、どこかの高いビルから『夜霧よ今夜も有難う』って垂れ幕が降りてた。それを見た時に凄い宣伝だなって思ったんですよ。それが凄い印象的で」と回顧。「哀愁と男らしさと格好良さと、すべて兼ね備えた人、それが石原裕次郎さんですね」と感嘆の声をもらした。
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