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健大高崎が前橋育英に勝利 青柳博文監督「東海大相模の原監督に感じるものが…」 決断振り返る

スポニチアネックス / 2024年7月25日 15時17分

群馬準決勝<前橋育英・健大高崎>前橋育英の猛追をしのいで決勝進出を決めた健大高崎ナインは歓喜のガッツポーズ(撮影・村上 大輔)

 ◇第106回全国高校野球選手権 群馬大会準決勝 健大高崎9―8前橋育英(2024年7月25日 上毛新聞敷島球場)

今春の選抜で初の甲子園優勝を果たした健大高崎が延長10回タイブレークの末、9―8で前橋育英を振り切った。

 健大高崎は9回にプロ注目捕手の4番・箱山の2ランでリードを6点に広げたが、夏に無類の強さを発揮する前橋育英がこのまま終わるはずがなかった。大応援団の声援を受け、打者一巡の猛攻で一挙6得点を奪い、ゲームを振りだしに戻した。なお、無死満塁のサヨナラのチャンスとしたが、ここは健大高崎のエース左腕・佐藤が驚異的な粘りを見せ、投ゴロ併殺、右飛に仕留めた。

 試合は延長タイブレークに突入。健大高崎は1点を奪うと、裏の守備を佐藤が無失点にしのぎ、激戦に終止符。試合終了の整列時には両軍の選手が抱き合い、お互いの健闘を称える涙を流した。

 健大高崎・青柳博文監督は「本当に負けかけた試合を選手が粘ってくれた。本当に感謝します。やっぱり育英さんはすばらしいチーム。簡単にはいきませんし、毎回もつれますね」と語った。

 佐藤は先発するも2回を2失点で中堅の守備に回っていた。9回から救援するも、2失点し、無死満塁、サヨナラ負けのピンチを招いた。それでもエースにマウンドを託した。「やっぱりエースとしての佐藤。信じて戦っていきたいというところです。東海大相模の原監督が昨日、勝ちましたけど。よく試合をするんだけども、“本当に信じてやっている”と言っていましたので、昨日、その試合を(中継で)見て、自分なりに感じるところがありました。本当によかったと思います。本当にあの試合は良い試合で…選手を信じる原監督の力を感じました」と振り返った。

 前日に行われた神奈川大会決勝では、東海大相模が8回に一挙4得点で逆転。横浜に競り勝ち、甲子園出場を決めていた。

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