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履正社 大会無失点&無失策のままベスト4進出 27日に大阪桐蔭と大一番

スポニチアネックス / 2024年7月25日 16時14分

<履正社・大産大付> 2回、先制2点適時打を放ちベンチに向けポーズを決める履正社・武田 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大阪大会 準々決勝 履正社9ー0大産大付(2024年7月25日 大阪シティ信用金庫スタジアム)

 目の前の試合で大阪桐蔭が4強入りを決めた。勝った相手が準決勝の対戦相手となる。昨夏の決勝で大阪桐蔭を3―0で破って甲子園出場を果たした履正社は負けるわけにいかなかった。

 2回表の一死後、主将の6番・村田駿三塁手(3年)がチーム初ヒットの右前打で出塁する。すかさず盗塁を成功させて、7番・辻琉沙二塁手(2年)が四球で出塁すると、ダブルスチールを決めて一死二、三塁に好機を広げた。8番・武田昇悟左翼手(3年)の中前打で2人が還って先制。履正社自慢の“足攻”だった。

 さらに6回には先頭の村田が中前打で出塁すると3連続バント。辻のバントは内野安打となり、武田のバントは投手エラーを誘った。9番・藤原僚人投手(3年)もきっちり送りバントを成功させて一気に6点を奪う足掛かりとした。

 履正社は藤原―古川拓磨投手(2年)―辻のリレーでこの大会5試合を無失点を継続。無失策も同様だ。この試合は9盗塁を成功させて機動力も全開。27日の準決勝・大阪桐蔭戦に弾みをつける快勝だった。

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