パッキャオ「戦う準備はできている」 28日「超RIZIN3」で安保瑠輝也と対戦 仕上がり「100％」

28日の「超RIZIN3」で安保と対戦するマニー・パッキャオは公開練習で具志堅氏が見守る中、ミット打ちで軽快な動きを披露した

　格闘技イベントのRIZINは25日、ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ（45＝フィリピン）の公開練習をYouTubeチャンネルで生配信した。28日に行われる「超RIZIN3」で元K―1　WORLD　GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也（28＝MFL　team　CLUB　es）と対戦する。

　多くの報道陣が待ち構える中、公開練習場に笑顔で姿を現したパッキャオ。公開練習に向けて準備をする際にもトレーナーらと笑顔で談笑するなど、リラックスしたムードだった。

　リングに上がったパッキャオは四方を報道陣に囲まれ、大量のカメラを向けられたが、気にする素振りはなく入念に柔軟するなどウオーミングアップを始めた。また、軽やかなフットワークとともにキレのあるシャドーを披露した。

　そして、グローブをはめてミット打ち。感触を確かめるように丁寧に打ち始め、徐々に力を入れた。高速ジャブに、強烈なワンツー、鋭いフックを放つなど、順調な仕上がりをアピールした。

　公開練習後、報道陣の質問に答えたパッキャオ。自身の仕上がりについては「何カ月かこの試合のためにトレーニングしてきて、もう戦う準備はできている。（仕上がりは）100％」と準備万端だとした。

　対戦相手の安保への印象については「なかなかいい選手。パンチもいいし、動きも素晴らしい」と警戒しつつも、ボクシングで自身に通用するか聞かれると「楽しみにしていてください」と余裕の笑みを浮かべた。