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玉ノ井親方の視点「流れは琴桜のものだったが、ちょっとした判断ミスが明暗を分けた」

スポニチアネックス / 2024年7月25日 20時5分

<大相撲名古屋場所12日目>豊昇龍(右)は首投げで琴桜を下す(撮影・長嶋 久樹)

 ○豊昇龍(首投げ)琴桜●

 相撲の流れは完全に琴桜のものだった。

 だが、ちょっとした判断ミスが勝負の明暗を分けることになった。

 結論から言えば琴桜は左が入ったところで、そちら側に出ていくべきだった。しかし右も入っていたため、真っ正直に正面に出ていってしまった。

 豊昇龍の右からの投げはある程度予想されたこと。相手の腕がちょうど自分の首に掛かってしまい、投げられてしまった。差した左側に出ていれば、その投げも食わなかっただろう。もしくは、差した左で相手を横に振っていれば展開も変わっていたはずだ。

 ただ、あの場面は勝負どころ。攻め急いだという見方もできるが、がむしゃらに前に出ていくことは決して悪いことではない。最後は豊昇龍のしぶとさがまさった。相手の粘り勝ちということだろう。

 これでトップの照ノ富士とは3差に開いた。しかし、まだ場所が終わったわけではない。残り3日、何が起きるか分からないのが相撲。大関として優勝争いに絡むことはもちろん大事だが、負けて覚えることも多い。このまま次につながる相撲を取ってほしい。(元大関・栃東)

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