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【高校野球】日大二 42年前と同じ学ラン応援団長復活 当時の腕章つけ、42年ぶり聖地へ後押し

スポニチアネックス / 2024年7月25日 20時29分

スタンドから声援を送る日大二野球部(撮影・松尾知香)

 第106回全国高校野球選手権西東京大会は26日に準決勝が行われる。2017年以来、7年ぶりに4強進出を決めた日大二は、今年から学ラン姿の応援団長による応援が復活。1982年以来42年ぶりの甲子園出場へ、声援で後押しする。

 82年夏は1回戦で八幡大付(現・九州国際大付、福岡)を9-6で破り、初戦突破。2回戦では、「やまびこ打線」でこの年全国制覇を果たすことになる池田(徳島)に3-4で惜敗した。

 それ以来、甲子園から遠ざかる中、斉藤寛文監督の意向で応援団の本格的復活が決まった。昨年から再開した応援を土台に、今年から本格化。応援団長を務める野球部員の松沢百之介(2年)は「学ランを着るのと、自分が応援団長をする体制は今年から。42年前に日大二高が甲子園に行った時も、学ランを着ていたそうです」と語る。

 松沢が着用する「腕章」も、42年前に使用されたもの。当時の腕章を元監督と同窓会長が大事に保管していたことがわかり、こちらも実際の応援に「復活」した。

 猛暑の中でも学ランに赤のハチマキ姿で声を張り上げ、エールを送り続けた。仲間と肩を組みながら応援歌を歌い、時には飛び跳ね、スタンドを盛り上げる場面もあった。

 声援の後押しもあり、今夏、チームは2回戦・東京都市大付戦を皮切りに、1試合平均7・6点と持ち前の攻撃力で4強まで勝ち上がった。松沢は「まだまだ上を目指せる。絶対に甲子園に出られる力のあるチームなので、自分たちがもっと上のレベルで応援が出来れば、底上げはできる」と意気込んだ。

 歴史を塗り替えるまであと2勝。早実との準決勝に挑む。

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