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G大阪はRソシエダードに惜敗 MF久保建英が名指しで称賛したあの選手が1年ぶりに復帰

スポニチアネックス / 2024年7月25日 22時41分

<G大阪・Rソシエダ>後半から出場し、ボールを出すG大阪・中村(撮影・井垣 忠夫)

 ◇国際親善試合 G大阪0―1Rソシエダード(2024年7月25日 パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪はスペイン1部Rソシエダードと国際親善試合を行い、0―1で敗れた。

 昨年10月に左膝滑膜ひだ障害、今年1月に左膝軟骨損傷で手術を受けたMF中村仁郎(20)が、昨年7月に行われたスコットランド1部セルティックと国際親善試合以来、1年ぶりに実戦復帰。後半33分から途中出場した。同43分には右サイドで相手の背後をうまく抜けて、FWイッサム・ジェバリからのパスを受け左足で強烈なシュート。惜しくもGKに阻まれたが、復帰初戦で躍動し「15分だけでしたけど(自分自身に)合格点をあげてもいいかなと思います」と、うなずいた。

 試合後の取材で、RソシエダードMF久保建英(23)が「個人的には41番の中村仁郎くんなんかは、これからがすごい楽しみ。41番は代々いい選手が付けているので(笑)、ケガを早く治して頑張ってほしい」と言及。久保も2017年のFC東京U―23時代に、背番号41をつけていたことがある。それを伝え聞いた中村は「今日で知ってもらえたかわからないですけど、そうやって名前を挙げてもらえたのはすごいうれしいことですし、今まで1年間リハビリ続けてて、やってきてよかったなって思いました、今」と感激の面持ちだった。

 練習では6対6や8対8までは取り組んできたが、11対11は“ぶっつけ本番”。それでも「11対11がやっぱりいちばん楽しい。サッカー、楽しいなと思いました」と少年のように目を輝かせた。久保お墨付きの若い力が、10年ぶりのリーグ優勝への一助になるべく歩みを加速させる。

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