RソシエダードMF久保建英が自身の去就に初言及「ここでする話じゃない」

＜G大阪・Rソシエダ＞試合後、G大阪の選手らと握手する久保（左）（撮影・井垣　忠夫）

　◇国際親善試合　Rソシエダード1―0G大阪（2024年7月25日　パナソニックスタジアム吹田）

　Rソシエダード（スペイン）の日本代表MF久保建英（23）が25日、初めて自身の去就について口を開いた。

　イングランドの名門リバプール移籍が取り沙汰される中、G大阪戦後に取材対応。昨年5月には早々の残留宣言をしたが、今回は含みを持たせた。試合は右FWで後半8分までプレー。新シーズン初実戦をこなした。

　以下、去就に関する一問一答。

　―アペリバイ会長は、久保選手がここでプレーしているのに満足しているし、残って欲しいと言っていた

「その通りだと思います」

　―去就に注目集まるのは

　「クラブとしては良い話なんじゃないんですかね。リーガで出ている選手にいろんな話が…僕を含めてですけど来るというのは、クラブが成長するためにいい話だと思います。かといって、そういうのをはねのけてクラブは成長していくもの。良いことだと思いますけど、クラブとしては気を引き締めて良い選手の慰留に努めないといけない」

　―新シーズン描くイメージは

　「ここ2シーズン取れてない2ケタ得点というのを失速せずにやっていきたいなのが一番で、その上でチームの結果でベストかなと思っています。それはどこで？それはここでする話じゃないと思うので。すいません」

　―ビッグクラブでプレーしたい思いは

　「いつもビッグラブでプレーしたい。ビッグクラブでプレーしたいからレアルに行って…僕だけじゃなく誰しもビッグクラブでプレーしたいんじゃないですかね。選手として当たり前」