ドジャース・大谷 4打数無安打で首位打者争い激戦 2位変わらずも打率・310に下落

＜ドジャース・ジャイアンツ＞5回、三振に倒れる大谷（撮影・西尾　大助）

　◇ナ・リーグ　ドジャース3－8ジャイアンツ（2024年7月24日　ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷は24日（日本時間25日）のジャイアンツ戦で4打数無安打に倒れ、打率はリーグ2位のままながら・310に下げた。初回先頭で左肘手術から復帰戦だったレイの初球を叩き、特大の左飛。レイは「立ち上がりの初球を左翼深くに運ばれ、目が覚めた」と振り返りその後の2、5回につり球でともに空振り三振で、連勝も5で止まった。

　前日まで打率トップだったブルワーズ・イエリチが腰の炎症で負傷者リスト入りし、規定打席を割った。代わって・311のパドレス・アラエスが大谷に1厘差でトップに立ち、首位打者争いは混沌（こんとん）としてきた。イエリチは手術を含めた長期離脱の可能性がある一方、打点トップで本塁打2位のブレーブス・オズナが・306で3位。また、規定打席に34打席足りないが、・338のフィリーズ・ターナーが順調に打席を重ねれば、本命に浮上してきそうだ。（奥田秀樹通信員）