オリ・宮城 5連敗阻止へけん引 同学年・紅林との“みやくれ”コンビで「しっかり引っ張っていけたら」

オリックス・宮城（撮影・成瀬　徹）　

　オリックス・宮城が後半戦初戦のマウンドを任された。きょう26日のソフトバンク戦（みずほペイペイ）に先発。高卒5年目左腕は前夜の球宴第2戦で初本塁打を放った同学年・紅林との“みやくれ”コンビでの逆襲を誓った。

　「（本塁打を放つなど）クレ（紅林）が頑張っていたんで、（自分も）頑張りたいなと。投手と野手はあると思うんですけど、2人ともしっかり引っ張っていけたら」

　今季は福岡で4月21日に先発して1失点完投勝利。昨季も3試合で計23回を投げてわずか1失点と好相性の地で、チーム今季最長の5連敗阻止へ臨む。前半戦は左大胸筋の筋損傷での離脱もあって3勝にとどまり、「後半戦は一つでも多く勝ちを取りたい」と誓った若きエース。体調不良で前半戦最後の2試合を欠場した相棒とともにチームを再浮上へとけん引する。（阪井　日向）