中日初のOB戦に往年の名選手59人集結「権藤昇竜VS谷沢強竜」1万8000人ファン沸かせた

＜中日OB戦＞初回、権藤監督（左）に交代を告げられボールを渡す小松辰雄さん（撮影・椎名　航）

　中日初のOB戦がバンテリンドームで行われ、往年の名選手59人が集結した。

　権藤博氏率いる「昇竜チーム」と、谷沢健一氏率いる「強竜チーム」に分かれ対戦し、約1万8000人のファンを沸かせた。7イニング制で行われ強竜チームが5―3で勝利。矢野燿大氏（本紙評論家）は強竜チームの「8番・捕手」で出場し、「久しぶりに青のユニホームを着て懐かしい」と笑顔で振り返った。最優秀選手には長打を放ち外野で好守もみせた英智氏、敢闘賞は1回1/3を無安打の山本昌氏が輝いた。小松辰雄OB会長は「今回できたことでまたあると思う」と継続開催を望んだ。