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ソフトバンク・前田悠 1軍ローテ争い参戦!ライブBP登板「気持ちで負けることなく強気でいけました」

スポニチアネックス / 2024年7月26日 6時0分

ライブBPに登板するソフトバンク・前田悠(撮影・成瀬 徹) 

 世代No・1左腕が先発争いに参戦する――。ソフトバンクのドラフト1位・前田悠伍投手(18)が25日、みずほペイペイドームでの全体練習でライブBPに登板した。実戦形式は初視察だった倉野信次投手コーチ兼ヘッドコーディネーター(49)は、球団考案の特別育成プログラムを終了させ、1軍の先発ローテーション争いに参戦させることを明言。来月4日に19歳となる左腕は強気に1軍定着の野望を掲げた。

 前田悠が、2度目となるみずほペイペイドームのマウンドで1軍初登板への挑戦権を得た。全体練習の最終行程でドラフト1位左腕はライブBPのトリを務めた。打者6人に対して27球、安打性の打球は1本に封じた。

 「気持ちで負けることなく強気でいけました。(ボールが)高くなれば外野までいかれる。もっと出力を上げていく。今後の課題も見つかった」

 6月6日のウエスタン・リーグ中日戦で先発して以来の本拠地。「1度、経験しているので試合同様にいけました」と何食わぬ顔で先頭の正木と石塚を連続で右飛。柳町は外角直球で見逃し三振を奪い、川瀬は遊直。緒方には四球、川村には左中間に大きな飛球を放たれたが首脳陣は18歳の淡々とした立ち居振る舞いにうなった。

 24日から2日間の1軍練習参加。「1軍の張り詰めた、いい雰囲気。ずっと残ってたいんです」。思いをボールにぶつけた。実戦形式を初確認した倉野投手コーチは特別育成プログラムの終了を明言し、「堂々としていて、1年目で1軍にいるかのような雰囲気は大したもの。いよいよ、2軍で競争してもらおうかなと。僕の中では、その時期にきましたね」と1軍昇格争いの参戦資格を与えた。

 26日に2軍へ戻り、2軍戦のない週明けは30日からの3軍戦3連戦(対四国・愛媛)で登板し、その後はウエスタン・リーグを中心にアピールをすることになる。1軍先発へのライバルは多数いる。この日、実戦登板した前田純、三浦に加えて2軍調整中の和田、石川、東浜ら。それでも気持ちで負けるつもりはない。「1軍で活躍できる選手になりたい。ちょっと1軍で投げて、またファーム、また上がるのではなくて、ずっと1軍で投げたい。活躍できるためにやる」と意気込む。

 ここまで2軍戦では6試合1勝0敗1セーブ。24回2/3で2四球と安定し、18三振、防御率1・46。着実に実績を重ねている。来月4日に19歳となる背番号41は「具体的数字よりも結果。少しでも多く勝てたり、自分の投球ができたらいい」と少しずつ1軍での青写真も描き始めている。(井上 満夫)

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