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三菱重工Westが8強 北條史也の先制弾&決勝打で前年覇者のトヨタ自動車を撃破

スポニチアネックス / 2024年7月26日 5時42分

<トヨタ自動車・三菱重工West>7回、適時二塁打を放ち吠える三菱重工West・北條 (撮影・白鳥 佳樹)   

 ◇第95回都市対抗野球大会第7日2回戦 三菱重工West9―2トヨタ自動車(2024年7月25日 東京D)

 三菱重工West(神戸市・高砂市)は9―2で前年王者のトヨタ自動車(豊田市)を下し、8強一番乗りを果たした。元阪神の北條史也内野手(29)が先制2ランに決勝の3点二塁打など計5打点と初戦に続き活躍した。

 プロ11年間で培ってきた北條の技術が、前年覇者を撃ち砕いた。社会人のデータや経験はなくても、絶好球は完璧に仕留めた。

 3回1死二塁、カウント1―2からの143キロ直球を左翼席中段へ。「内角の前の球より甘い球に、うまく(体を)回せた」。東京ドームでは21年4月22日以来の柵越え。ライバルチームだった巨人本拠地では過去2発も、チームの白星に貢献したのは初めてだ。

 同点の7回1死満塁では走者一掃の左中間二塁打。3打点を加え、計5打点の荒稼ぎだ。プロとは違う一発勝負のトーナメントで感情を激しく表現し「全然違う。プロでもあそこで打てたらガッツポーズしますけど、何か違います」と照れた。大会前には阪神時代の同僚だった坂本、糸原らと食事し旧交を温め、力に変えた。

 23日の1回戦・王子戦での2安打2得点に続く活躍で、チームは準優勝した18年以来、6年ぶりの8強進出。北條は新しい仲間と社会人野球を満喫し、誰よりも勝利に貢献し続けている。

 ◇北條 史也(ほうじょう・ふみや)1994年(平6)7月29日生まれ、大阪府出身の29歳。光星学院(現八戸学院光星)では主砲として、2年夏、3年春夏の3季連続甲子園準優勝に貢献。3年夏は1大会4本塁打をマーク。12年ドラフト2位で阪神に入団し、4年目の16年には自己最多122試合に出場し、打率・273、5本塁打、33打点。退団した昨年までの通算成績は455試合で打率・255、18本塁打、113打点。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。

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