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なでしこ黒星スタートから次戦へ北川ひかる復帰も鍵 池田監督「タイミングと相手とのバランスを見て」

スポニチアネックス / 2024年7月26日 3時57分

<日本・スペイン>スペインに敗れ選手に話をする池田監督(右端)(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪 女子サッカー 日本1―2スペイン(2024年7月25日 ボジョワール競技場)

 世界ランク7位のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はパリ五輪1次リーグC組初戦で同1位のスペインに1―2で逆転負けを喫した。厳しいスタートから立て直し、負傷者の回復も含め、第2戦のブラジル戦(28日、パリ)に備える。

 なでしこジャパンはW杯女王に屈した。五輪での黒星発進は唯一の1次リーグ敗退に終わった96年アトランタ大会以来2度目。ブラジル戦へ攻守で修正が求められる。

 戦術やプレーの立て直しとともに負傷者の回復状況も鍵を握りそうだ。13日の国際親善試合ガーナ戦で負傷退場し、別メニュー調整が続いていたDF北川ひかる(27=INAC神戸)はこの日はベンチ入りしなかった。

 北川は左サイドバックを主戦場とし、攻撃参加も魅力のレフティーで貴重な存在。池田太監督は試合後の取材エリアで「もちろん(五輪メンバーから)差し替えずにここのグループに残しているということはこの期間で戦える計算で準備してもらっている」と説明し、ブラジル戦からの起用については「(既に)トレーニングをしてる状態なので、あとはタイミングと相手とのバランスを見ながら」と話した。

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