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なでしこ藤野、鮮やかFK弾は「自信はあった」も反省「自分のレベルがもうちょっと高ければ」

スポニチアネックス / 2024年7月26日 4時15分

<日本・スペイン>スペインに敗れ肩を落とす藤野(中)(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪 女子サッカー 日本1-2スペイン(2024年7月25日 ボジョワール競技場)

 世界ランク7位のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はパリ五輪1次リーグ初戦で同1位のスペインに1―2で敗れた。前半13分にMF藤野あおば(20=日テレ東京V)がフリーキック(FK)から鮮やかな先制ゴールを奪うも、W杯女王の猛攻に耐えきれず逆転負け。五輪での黒星発進は唯一の1次リーグ敗退に終わった96年アトランタ大会以来2度目という厳しいスタートとなった。

 藤野は試合後の取材エリアで悔しさをにじませた。W杯女王に屈し「守備の時間帯が長い中でトランジションでボールロストが多かったところは反省点。個人的にもミスが多く、自分のレベルがもうちょっと高ければ拮抗(きっこう)した試合にできると思うので見つめ直さないといけない」と振り返った。

 それでも、FKを直接決めた先制弾は鮮やかだった。「自信はあった。思い切って蹴れたことが(得点に)つながったと思う。(今後も)自信が最後の後押しになれば」と藤野。第2戦のブラジル戦(28日、パリ)へ立て直し、2戦連発弾でチームを勝利に導く。

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