五輪初出場で白星発進!スペイン指揮官 なでしこへの“リベンジ”に大興奮「長い間日本に注目してきた」

＜パリ五輪サッカー女子　スペイン・日本＞前半、指示を出すスペイン代表トメ監督（ロイター）

　◇パリ五輪　女子サッカー　スペイン2―1日本（2024年7月25日　ボジョワール競技場）

　パリ五輪のサッカー女子は開会式に先駆けて25日から開幕。W杯女王で世界ランク1位のスペインは同7位の日本「なでしこジャパン」に2―1と逆転勝ち。昨年のW杯で唯一敗れた日本に“リベンジ”を果たし、歴史的な五輪初出場の初戦で白星発進を飾った。

　スペイン代表のトメ監督は試合後「嬉しくて、興奮して、モチベーションが上がって、次の戦いが楽しみです」と大喜び。続けて「勝利を達成できてうれしいです。私たちはこの試合のために長い間準備してきましたし、長い間日本に注目していました」とこの一戦に向け準備万端だったことを明かした。

　試合は日本に先制点を許す形となったが敗戦への“恐怖”は感じなかったと話し「最初は足が重くて私たちらしくなかったですが、競争心が生まれることで良い結果が得られることはわかっていました。（私たちは）五輪に出場することが目標でしたので」と待望していた五輪初出場で白星発進を飾ったことを誇った。

　28日の1次リーグ第2戦ナイジェリア戦に向けては「彼らはフィジカルが非常に強い。日本は集中力と質のレベルで我々に迫ってくるライバルにでしたが、ナイジェリアは物理的にすべて“個人戦”に持ち込むチームです」と警戒心を示した。