大谷翔平が日米通算250号！豪快31号アーチでカーショー復帰戦祝う 指揮官が“代役”でヒマワリの種

＜ドジャース・ジャイアンツ＞8回の第5打席で31号ソロを放った大谷翔平（撮影・西尾　大助）

　◇ナ・リーグ　ドジャース－ジャイアンツ（2024年7月25日　ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が25日（日本時間26日）、本拠でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席で4試合ぶりの一発となる今季31号を放ち、日米通算250号に到達した。

　4－4の8回、アーメドのソロで勝ち越し、スタンドが興奮冷めやらぬまま打席に入った大谷は相手4番手、タイラー・ロジャースの初球、内寄りのスライダーを完璧に捉え、右翼ポール際へ31号ソロ。右拳を突き上げながらダイヤモンドを一周した。

　ベンチに戻ると、デーブ・ロバーツ監督がヒマワリの種を投げて祝福。本来はT・ヘルナンデスが投げる役を務めているが、この日は大谷の次打者、2番に入っているため、指揮官が“代役”となって祝った。

　初回の第1打席は相手先発・ウェブから四球を選んで出塁。2回2死一、三塁の第2打席は痛烈な打球を放ったが、相手右腕に好捕され、投ゴロに倒れた。

　4回2死一塁の第3打席は二塁打を放ち好機を拡大。6回無死一塁の第4打席は中飛だった。

　前日24日の同戦は21年のサイ・ヤング賞左腕・レイに2三振を喫するなど、4打席すべて左腕と対戦し無安打。2試合連続の3三振と快音が響かなかった。チームも敗れ、連勝が5で止まった。

　この日は昨年11月に左肩を手術した通算210勝のベテラン左腕・カーショーの復帰登板。4回2失点でマウンドを降りたが、豪快アーチでベテラン左腕の復帰戦を祝った。