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【高校野球】147キロ二刀流に阪神など7球団熱視線! 奈良大付・岸本が夏初安打で聖地王手

スポニチアネックス / 2024年7月26日 12時8分

<奈良大付・高田商>7回2死満塁での押し出し四球にガッツポーズしながら本塁に生還する奈良大付・岸本(撮影・河合 洋介)

 ◇第106回全国高校野球奈良大会 準決勝 奈良大付4ー1高田商(2024年7月26日 さとやく)

 奈良大付が高田商との準決勝を4―1で制し、2018年以来6年ぶりの甲子園出場に王手をかけた。

 プロ注目の岸本佑也(3年)は「3番・遊撃」で先発出場。0―1の4回1死無走者で中前打を放ち、2―1の5回2死二塁では申告敬遠で出塁するなど2打数1安打。今大会11打席目で生まれた初安打に「これまでは力んでいた。一本も打てていなかったので絶対に打とうと、チームの勝利に貢献したいと思っていました」と胸をなで下ろした。

 投手として最速147キロを誇る投打二刀流で、球場にはNPB7球団のスカウトが視察。自身初となる甲子園出場へ、「ここまで来た以上は絶対にみんなで甲子園に行きたい」と言葉に力を込めた。

 ◇岸本 佑也(きしもと・ゆうや)2007年(平19)1月30日生まれ、奈良県橿原市出身の17歳。小1から真菅北オークリングスで野球を始めて捕手。中学では橿原磯城リトルシニアに所属して遊撃手。奈良大付では2年春に背番号16でベンチ入りし、2年秋の近畿大会から背番号6。50メートル走6秒4。1メートル80、72キロ。右投げ右打ち。

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