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【高校野球】龍谷大平安・原田監督「ボロボロや」 名門が夏の府大会では33年ぶり2ケタ得失点差敗戦

スポニチアネックス / 2024年7月26日 15時58分

<龍谷大平安・京都国際>8回コールド負けの龍谷大平安・原田監督は厳しい表情でグラウンドを見つめる(撮影・井垣 忠夫)

 ◇第106回全国高校野球京都大会 準決勝 龍谷大平安1ー11京都国際(2024年7月26日 わかさスタジアム京都)

 6年ぶりの夏の甲子園大会出場を目指した龍谷大平安が、京都国際相手に1―11で8回コールド負け。夏の京都大会における2桁得失点差での敗戦は1991年準々決勝・北嵯峨戦(0―10)以来、33年ぶり。原田英彦監督もまさかの大敗を嘆いた。

 「ボロボロや。初回に(初めて)先制されて動揺というか。こんなにももろいんだと…。サインミスにサインが出ていないところで走るなど、いっぱい悪いところが出た」

 準々決勝までの4試合は全て零封勝ち。先発した左腕エースの大西傳心(3年)も3試合23イニング連続無失点だったが、初回1死から四球を与え次打者に左翼線二塁打で二、三塁とされると4番打者にあっさりと左前適時打を浴び先制点を許した。2回も1死から三塁打と適時打であっさりと3点目を失うなど1回1/3で降板。「疲れがなかったといえばうそになるが、言い訳にならない。相手打線の各打者からプレッシャーを感じた」と力負けを認めた。

 2番手以降も失点を重ね、気がつけば17安打で11失点。原田監督は「チームとして成長してきたと思っていた。もう1試合(決勝戦)したかった」と悔いた。

 

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