CG疑う美しさ？結城モエ 初主演映画「乱歩の幻影」初日舞台あいさつ

今作が初主演となる結城モエ

　女優の結城モエ（30）が26日、都内で主演映画「乱歩の幻影」（監督秋山純）の初日舞台あいさつに登場した。

　大正から昭和にかけて活躍したミステリーの大家・江戸川乱歩の秘密に迫る同作。結城は結城は乱歩に心酔するあまり“乱歩の幻影”が見えてしまう弓子を演じる。

　原作・脚本を手がけた島田荘司氏（75）は「役者が皆さんぴったりですね。モエちゃんなんか特に素晴らしい。あまりにも顔が可愛いから、始まってしばらくはCGアニメかと思いましたよ」と初主演となる結城を絶賛。

　照れ笑いを浮かべた結城は「島田先生の本は、生きている中でふとした時に感じる“ん？”という気持ちから生まれるミステリーを身近に感じられるのが魅力だと思っています」と説明。今作については「常識を疑わせてくれる作品。皆さんがそれぞれ常識を覆しながら演じたと思うので、そういった部分を楽しんでいただけたら」とアピールした。

　舞台あいさつには、秋山純監督、共演の高橋克典（59）、山口大地（36）、嘉島陸（25）、小貫莉奈（23）も登壇。劇中劇演出を担当した中井由梨子氏（47）と同作に友情出演した加藤雅也（61）が司会を務めた。