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仏高速鉄道で大規模な破壊行為、各地に影響 ESPN記者はボルドーで足止め「無事に開催されること願う」

スポニチアネックス / 2024年7月26日 21時42分

ボルドー・サン・ジャン駅の案内板の前で運行再開を待つESPNのアントニオ・チャモロ記者(撮影・滝本 雄大)

 パリ五輪の開会式が直前に迫る中、フランス国鉄は26日、高速列車TGVの路線網に25日夜から26日にかけて大規模な破壊行為があったと明らかにした。TGVの運行スケジュールが大幅に乱れるなど、フランス各地で大きな影響が出ている。

 サッカー男子の会場がある南西部ボルドーでも影響を受けている。ボルドー・サン・ジャン駅のスタッフによると、運行の乱れなどにより約3000人に影響が出ているという。

 ブラジルから五輪取材に訪れているESPNのアントニオ・チャモロ記者(39)もその一人だ。サッカー女子1次リーグC組初戦のブラジル―ナイジェリア戦から一夜明けたこの日、第2戦の日本―ブラジル戦が行われるパリへ向けてTGVで移動予定だった。だが、破壊行為の影響を受け、ボルドー・サン・ジャン駅で足止め状態。スポニチの取材に応じ「破壊行為の影響でパリ行きの列車がキャンセルされた。移動が遅れてるよ。ここに滞在する。とにかく電車(の運行再開)を待つ」と話した。

 女子ブラジル代表の練習スケジュールも変更になるかどうかが不明だという。チャモロ記者は「とにかく大会が無事に開催されることを願う」とスポーツの祭典へ思いを込めた。

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