デーブ・スペクター氏 NHK出演時に商標の「UFOキャッチャー」が使えず…提案された代替案に衝撃

デーブ・スペクター氏

　放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が26日放送のTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演。NHKに出演した時のエピソードについて語った。

　番組では歌手の小林旭がNHKの歌番組で、かつてNGとされていた「自動車ショー歌」を披露し話題になったことを取り上げた。「自動車ショー歌」の歌詞には実在の車種の名前が多数出てくるため、これまではNGとされていたが、今回解禁されたという。

　ゲストのデーブ氏は「NHKが変わったと聞いているのは、（バスケットボールの）NBAの試合をBSでやったり、大リーグを放送していると、後ろに企業の広告がでかでかと出ている。なのでもう諦めるしかないと割り切ったと聞いた」と“裏事情”を明かした。

　デーブ氏は以前NHKの番組に出た時に「UFOキャッチャー」の話をしようとしたところ、「UFOキャッチャー」という名前はゲーム会社のセガの商標であるため使えない、となったという。するとNHK側から「どうしても言うなら“未確認飛行物体捕獲機”とか言ってください」という指示があったことを告白。スタジオは笑いに包まれた。ちなみに通常は「クレーンゲーム」などと言い換える。

　また、同じくゲストのお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之は「僕らは“（インターネットの）ヤホーで調べました”っていう漫才があるんですけど」と話し始め、「NHKでやるときは“ヤホー”は言っていいんですよ。言い間違いなので。ただ“ヤフーだろ”っていうツッコミが言えないんですよ」と明かした。

　そして「NHKの人が考えたのが、“いや、フーだろ”と言ってくれと。これだとヤフーに聞こえるんですよ」と明かし、スタジオからは感嘆の声が上がっていた。