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巨人・岸田「真っすぐくるかなって」 フォーク多投のあとの初球直球を狙い打ち 阿部監督も大喜び

スポニチアネックス / 2024年7月26日 22時9分

<D・巨>9回をピシャリと抑えた大勢(左)と抱き合って喜ぶ岸田(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人5―2DeNA(2024年7月26日 横浜)

 巨人の岸田行倫捕手(27)が後半戦スタートとなった26日のDeNA戦(横浜)で8回に決勝の2点適時二塁打を放ち、チームを3連勝、そして2022年5月25日以来793日ぶりとなる貯金9へと導いた。

 2―2で迎えた8回だった。2死満塁で入った第4打席だ。相手2番手右腕・中川虎が投じた初球直球を狙いすましたように叩くと、打球は左翼線を抜けた。

 三走・吉川に続いて二走・ヘルナンデスも相次いでホームイン。泉口も左前適時打を放ってこの回一挙3点を奪って勝ち切った。

 試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだ岸田は「坂本さんがフォアボールでつないでくれたんで、ここっていうチャンスだと思って、初球から思い切り振っていこうといきました」と捕手らしい“読み勝ち”にしてやったり。

 この回、相手先発右腕・ジャクソンから先頭の吉川が10球粘って右翼線二塁打を放ち、チャンスメーク。ヘルナンデスがストレートの四球で歩いたところでマウンド上は2番手右腕・中川虎となった。

 打者・岡本和の時に中川虎の暴投で無死二、三塁。だが、岡本和、そして大城卓といずれも中川虎のフォークボールに空振り三振を喫して2死二、三塁となった。

 すると、ここでバットを短く持った坂本がフォークボールを完全に見切って値千金の四球で出塁し、2死満塁。フォーク多投のあとに岸田が初球直球を叩いて接戦を制した。

 「初球から真っすぐくるかなって自分のなかで思ってたんで。それを一発で仕留めることができて良かったです」。

 ここまで捕手陣最多の58試合に出場し、スタメンマスク46試合もチーム最多。「あれで勝った。ナイスバッティングです」と岸田のV打に称賛の言葉を送った阿部慎之助監督(45)も攻守での成長につながった要因について「たくさん打たれてるところかな」とし、「失敗が経験になるのでね、その積み重ねが多ければ多いほど、経験と言われてるんだと思う」と目を細める。

 捕手出身監督から大きな期待も受けた27歳。「きょうからまた後半戦っていうなかで、でも監督からは“またゼロからきょうスタートしよう”っていうことで、きょう絶対勝とうっていう気持ちで試合に臨みました」と振り返りつつ、「まだまだ試合あるんで、目の前の一戦一戦を必死に、勝ちっていうのを意識して頑張りたいと思います」と冷静に今後の戦いを見据えていた。

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