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日本ハム・松本剛が復活マルチ 首元に光る新庄監督との“絆”

スポニチアネックス / 2024年7月27日 6時3分

<日・西>5回、二塁打を放つ松本剛(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム1―1西武(2024年7月26日 エスコンF)

 日本ハムの松本剛外野手(30)が、復活のマルチ安打を放った。後半戦初戦となった26日の西武戦(エスコン)に「6番・中堅」で先発出場。5回に先制の口火となる左中間二塁打を放ち、10日の西武戦(ベルーナドーム)以来、21打席ぶりの安打を放った。7回には中前打と6月16日の巨人戦(エスコン)以来の複数安打となり、完全復調を印象づけた。

 ため込んでいた感情を吐き出すように、松本剛が二塁ベース上で両手をたたいた。0―0で迎えた5回先頭。西武先発・渡辺の145キロ直球を捉え、先制の口火となる左中間二塁打を放った。今月10日の西武戦以来、21打席ぶりの安打。「めちゃめちゃ素直に嬉しいです」と、感慨を込めた。

 病に泣いた。先月25日に胃腸炎で出場選手登録を抹消され、6日のオリックス戦(ほっと神戸)から1軍復帰するも、復帰後は出場13試合でわずか2安打と苦しんだ。16日の楽天戦(エスコン)は5打数無安打。その夜、ネットニュースを通して新庄監督が試合後に発したコメントに胸を打たれた。

 「やっぱ彼が活躍しないと上にはいけなんで。頼む、ここで打つんだっていう気持ちで見ていたんですけど。まあ、ここで終わるような選手ではないのでやってくれると思います」

 5月の練習中には新庄監督とネックレスを交換した。それは以前、松本剛が指揮官からプレゼントされたもの。ただ、柳川が支配下昇格した際に贈ったネックレスの方が高価なもので、新庄監督から「俺のと交換しよう!」と、提案されたという。「試合後のコメントもネックレスもそう。気にかけてくれるのがうれしい」と、期待に応えたい思いが復活への原動力となった。

 7回には中前打を放ち、6月16日の巨人戦(エスコン)以来のマルチ安打だ。「野球って本当に難しい。だからこそ、楽しさもあるなと感じている。(後半戦の)良いスタートが切れたと思う」。そう笑顔で語った松本剛の首元が、キラリと光った。(清藤 駿太)

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