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新潟産大付 創部初甲子園 ノーシードから常連校連破 吉野監督「夢の中にいるよう」

スポニチアネックス / 2024年7月27日 5時1分

<帝京長岡・新潟産大付>初優勝を飾り、マウンドに集まる新潟産大付ナイン

 ◇第106回全国高校野球選手権新潟大会決勝 新潟産大付4ー2帝京長岡(2024年7月26日 ハードオフ新潟)

 新潟産大付が帝京長岡を破り、1959年の創部から65年で春夏通じて初となる甲子園出場。就任8年目の吉野公浩監督は「夢の中にいるよう。新潟県人らしく、粘り強く戦った」と目を細めた。

 2回に3安打を絡めて2点を先取。5回にも2点を加え、今大会無失点だったプロ注目の相手のエース・茨木佑太(3年)を攻略した。守ってはエース・宮田塁翔、田中拓朗の3年生リレーで相手の追い上げをかわした。

 ノーシードから日本文理や中越といった甲子園常連校を次々に下し、決勝でも見事に第1シードを撃破。平野翔太主将(3年)は「支えてくれた人に恩返しができて本当にうれしい」と涙ながらに語り「新潟県の代表として一つでも多く勝ちたい」と県勢7年ぶりの初戦突破を見据えた。(棚橋 孝太)

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