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阪神・村上 中日・小笠原との甲子園“V腕対決”制し4勝目「しっかりピンチで粘れた」

スポニチアネックス / 2024年7月27日 5時15分

<神・中>初回、村上は中田(右)を見逃し三振に仕留める(撮影・後藤 大輝)

 ◇セ・リーグ 阪神5―1中日(2024年7月26日 甲子園)

 しのいで、しのいで、白星をたぐり寄せた。阪神・村上は自己ワーストタイの11安打を浴びながら、6回1失点と粘投。要所で踏ん張り、6月27日の中日戦以来の4勝目を手にした。

 「しっかりピンチで粘れたのは良かった」

 6イニング中5度も得点圏に走者を置いての投球を強いられた。それでも相手打線にのみ込まれなかったのは、精神面では追い込まれなかったからだ。「しっかり投げ切れていたのは良かった」と、窮地でも内角へ臆することなく強気に投げ込んだ。

 3回無死満塁では中田をフォークで遊飛に仕留め、カリステもカットボールで投ゴロ併殺と、2球でアウト3つを奪取。「(3回無死満塁は)2点あったんで、1点オーケーという気持ちで投げていました」と淡々と振り返った。5回2死から連続二塁打で1点を失うも、続投した6回2死二塁では、2安打を許していた福永を内角への147キロ直球で詰まらせ右飛。「(11安打で1失点は)ちょっと不思議やった」と岡田監督も首をかしげた“怪投”に、村上も「自分もちょっと思っている」と苦笑いだ。

 智弁学園(奈良)3年春の選抜の優勝投手となった右腕。今季のセ球場別防御率0・83を誇る聖地を舞台に、東海大相模(神奈川)3年夏の甲子園大会を制した中日・小笠原との“V腕対決”に競り勝った。チームが今季苦手とする金曜日の連敗も、3で止めた。

 「チームが勝てたのが一番なので。打つ人が打って点を取っていたので、雰囲気良く後半戦スタートできるんじゃないかなと」

 連覇に挑む再出発の日に、背番号41の笑顔が輝いた。(遠藤 礼)

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