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矢野燿大氏 阪神・村上がつかんだ1カ月ぶりの勝利 修正点はあるがこれで流れは変わる

スポニチアネックス / 2024年7月27日 5時18分

<神・中>スタンドのファンに手を振る村上(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 阪神5―1中日(2024年7月26日 甲子園)

 【矢野燿大 視点】村上が再三のピンチで踏ん張り、結果的に最少失点でしのいだ。初回無死二、三塁で先制を許していたら、試合の流れは変わっていた。1死から変化球マークで打席に入った中田に直球を続けて見逃し三振に仕留めた。勝負どころでいい球を続けることができたし、3回無死満塁で中田遊飛、カリステ投ゴロ併殺と2球で無失点にできたのは、相手に助けられた面もあった。

 6回で11安打を許した内容としては、フォークのイメージと結果が一致していないように感じた。村上自身が思っているよりも、球が早く落ちていたのではないか。そこは、次回に向けて修正すべきポイントだ。

 それでも後半戦初戦のマウンドで約1カ月ぶりの勝利をつかんだことは今後にとっても大きい。いい投球をしても、なかなか勝てなかった流れが、これで変わる可能性はある。いい当たりが正面に行っていた打者が1本のヒットで見違えるようになるのと同じように、投手も勝つことで自分を取り戻す。この1勝を、意味あるものにつなげてほしい。 (スポニチ本紙評論家)

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