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ソフトバンク・山川穂高の矜持 “投高打低時代”もアーチ量産へ「全部含めて越えていかなければならない

スポニチアネックス / 2024年7月27日 8時0分

26日のオリックス戦の初回2死一塁、先制2ランを放つ山川(撮影・成瀬 徹)

 ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が後半戦の巻き返しに向けて燃えている。前半戦は打率・219、14本塁打、53打点。6月以降は当たりが止まったが、ホームランはリーグトップ、打点はリーグ2位の成績だった。

 交流戦が始まる前の時点では44試合で実に12本塁打と驚異的なペースだった。試行錯誤を経て再び軌道に乗ってのアーチを量産に期待が集まる。

 球界では投高打低の流れが強まっている。昨季にしてもパ・リーグの首位打者はオリックス・頓宮の打率・307で、本塁打王は楽天・浅村、ロッテ・ポランコ、ソフトバンク・近藤の26本だった。

 現状の“打者の難しさ”については、通算868本塁打を放った王貞治球団会長も「要するに打者は受け身だからね。特に今の時代は変化が激しい。頭も必要になる。分析や相手の心理だったりの読みだよね。バットを持って“さあいらっしゃい”なんて、できる世界じゃないからさ」と話すところだ。

 山川自身は現在の潮流をどう捉えているのか。さまざまな要因での投高打低を認めた上で次のように語った。

 「投手は凄く(レベルが)上がりましたよね。防御率1点台の投手もたくさんいる。(相手の守備の)ポジショニングとかもあるし、ボールも話題にはなる通り多少はですがあると思いますけど。でも、全部含めて我々は越えていかなければならないので。対応していかないといけないので」

 野球の華とも言われるホームラン。全体の数が少なければ少ないほど量産する価値は大きくなる。勝負の夏場。後半戦の初戦で15号も飛び出した。球界を代表する生粋のスラッガーの本領発揮に注目だ。(記者コラム・木下 大一)

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