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雨の開会式 旗手のSHIGEKIX「ハプニングでさえもドラマチック」 江村「感謝の気持ちをプレーで」

スポニチアネックス / 2024年7月27日 6時21分

日本選手団の旗手を務めた江村とSHIGEKIX(AP)

 ◇パリ五輪 開会式(2024年7月26日 セーヌ川)

 パリ五輪の開会式が26日(日本時間27日)、セーヌ川で行われた。

 史上初めてメーンスタジアムの外での開催。各国選手団は船に乗り込み、セーヌ川を東から西へ。約6キロのパレードはトロカデロ広場でゴールを迎えた。

 開会式の日本選手団の旗手はブレイキン男子の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)=第一生命保険=とフェンシング女子の江村美咲(立飛ホールディングス)が務めた。日本選手団の選手数は海外五輪最多の409人となった。開会式には選手114人、本部・監督・コーチら63人の計177人が参加した。

 日本は93番目に登場。ヨルダン、カザフスタン、ケニアと同じ船に乗った。雨が降る中でのパレードで、日本選手団の多くは透明のポンチョに身を包んで笑顔でのパレードとなった。

 江村は日本オリンピック委員会(JOC)を通じて「この天気の中にも関わらず、川沿いから日本、そして世界中のたくさんの方々が応援を送ってくださっていたので、その瞬間を見逃さないように、一人ひとりの顔を見る気持ちで船に乗っていました。そして、改めて本当にたくさんの方々に支えられて今があるという思いをかみ締めていました。皆さんへの感謝の気持ちをプレーで出し切りたいと思います」とコメント。

 半井も「まずは、本当に楽しかったです。セーヌ川を船で渡るという、これまでにない特別な形での開会式でしたが、雨が降ってくるというハプニングでさえもドラマチックで、一つのエンターテインメントとして、また特別感が出たと思います。いよいよパリ2024オリンピックが開幕しますが、TEAM JAPANが良い姿を見せていきたいという気持ちになれました」とした。

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