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右肩炎症から今季初登板の千賀滉大 先制2ラン被弾も5回まで2失点で9奪三振の力投 今季初勝利の権利

スポニチアネックス / 2024年7月27日 9時42分

ブレーブス戦で力投するメッツ・千賀(AP)

 ◇ナ・リーグ メッツ―ブレーブス(2024年7月26日 ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手(31)が26日(日本時間27日)、本拠でのブレーブス戦に今季初先発。2回に先制2ランを浴びたが、打線の援護もあり、5回を2安打2失点、9奪三振の力投で今季初勝利の権利を手にした。

 0―0の2回に先頭の5番ダーノーに個に飛初安打となる左前打を許すと、1死後に7番デュバルに左越えに先制2ランを浴びた。

 メッツ打線は3回にJ.D.マルティネスが満塁弾を放って勝ち越し。さらに1死後にビエントスが2ラン、2死後にアルバレスがソロを放ち、一挙7点を奪って千賀を援護した。

 千賀は3回は先頭の1番ケレニックを四球で歩かせたが、1死後に3番オズナ、4番オルソンを連続三振。4回も2三振を奪い、4回までで7三振を奪う力投を見せた。

 8―2の5回も奪三振ショーを繰り広げた。1死後に9番アルシア、ケレニックを連続三振に仕留め、5回までに9三振を奪った。

 千賀はメジャー1年目にチーム最多の12勝をマーク。今季はエース格としての活躍を期待されたが、2月に右肩の張りを訴え、そのリハビリ中の5月下旬にMRI検査で上腕三頭筋の炎症が判明するなどで復帰が遅れた。

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