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【高校野球】田辺、春夏連続出場ならず…和歌山大会準決勝で智弁和歌山に敗れる

スポニチアネックス / 2024年7月27日 11時39分

<智弁和歌山・田辺> 準決勝敗退となった田辺

 ◇第106回全国高校野球選手権和歌山大会準決勝 智弁和歌山7―0田辺(2024年7月27日 紀三井寺)

 今春選抜に21世紀枠で出場した田辺は智弁和歌山に7回コールド負けし決勝進出を逃した。エース右腕の寺西邦右(ほうすけ=3年)が6回7失点で力尽きた。0―2の6回、1点を失いなおも2死満塁から智弁和歌山の上田潤一郎(3年)に高めに浮いたスライダーを左翼席に運ばれる満塁本塁打を浴び、この回5失点。7回の攻撃も3人で終わった。

 「昨秋の仕返しをされたなと。智弁(和歌山)打線は秋より振りが鋭く遠くに飛ばされた。成長していました」

 昨秋の和歌山大会準決勝でも智弁和歌山と対戦。この日も当時と同じ5回に2点を先制されたが、8回に山本陣世(じんせい)の満塁弾など8回に5点を奪い逆転勝ちした。

 「同じ展開だったんで期待したが…。あの一発が大きかった」とグランドスラムを最後まで悔いた。

 今春選抜では4強入りした星稜に初戦敗退したが9回4失点完投負けと全国の強豪と戦えることを示した。1995年以来、29年ぶりの夏出場はかなわず「もう一度、みんなと甲子園に行きたかった」と肩を落とした。

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