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【高校野球】石川決勝、星稜は3年連続の夏ならず 小松大谷が完封勝ちで3年ぶり甲子園に

スポニチアネックス / 2024年7月27日 13時3分

優勝を決めてマウンド付近に集まる小松大谷ナイン、星稜の三塁コーチ・東はうつむきながら引き揚げる(石川県立野球場)

 ◇第106回全国高校野球選手権石川大会決勝 小松大谷5―0星稜(2024年7月27日 石川県立野球場)

 3年連続の星稜か。小松大谷が21年以来3年ぶり3度目の出場を果たすのか。

 星稜は背番号「11」の右腕・道本想投手(2年)が先発。小松大谷の2番・石浦慈人(やすと)二塁手(3年)に右中間に二塁打されると、続く3番・田西称(たさい・とな)三塁手に右翼席に先制2ランを運ばれた。いきなりの先制パンチが2回から4回までは期待に応えて0を並べた。

 昨秋の神宮大会王者で春の選抜大会4強の星稜だが、小松大谷・西川大智投手(3年)を打ちあぐねる。6回二死からようやく連打で一、三塁に走者を進めたが、4番・萩原獅士(れお)三塁手(3年)が中飛に倒れて0が並ぶ。

 小松大谷は前身の北陸大谷時代の1985年に星稜を倒して夏の甲子園初出場を果たしている。以来、決勝戦では2014年、19年、22年と星稜の前に涙を飲んだ。14年決勝は9回まで8―0とリードしながら9点を奪われてサヨナラ負け。22年も序盤に3点を奪いながら3―4で逆転負けしている因縁がある。星稜相手に取れる点は多ければ多いほどいい。小松大谷は5回に代わった星稜・佐宗翼投手(3年)から石浦の右前打で1点、6回にも無死一、三塁のチャンスに6番・嶋田空駕(くうが)左翼手(2年)の左犠飛で加点し、9回も一死一、三塁から田西の中犠飛で5―0と差を広げた。

 星稜は9回も走者を出しながら得点を奪えず、3年連続の夏出場を逸した。星稜の主将・芦硲(あしさこ)晃太中堅手(3年)は「小松大谷高校は強かった。それだけです。甲子園でも(小松大谷のエース)西川君はやってくれる。そう思うくらい、いいピッチャーでした」と笑顔で勝者を讃えていた。

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