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【高校野球】近大新宮が初の和歌山大会決勝進出 産屋敷監督「すごい試合をしてくれた」

スポニチアネックス / 2024年7月27日 15時20分

<近大新宮・和歌山東> 3回、増岡のワイルドピッチでホームインした李を迎えるベンチ

 ◇第106回全国高校野球選手権和歌山大会準決勝 近大新宮3―0和歌山東(2024年7月27日 紀三井寺)

 近大新宮が和歌山東に競り勝ち、初の決勝進出を果たした。

 3回に先頭の1番・李世振(イセジン=3年)が右翼線三塁打を放ち、次打者の4球目に相手暴投で先制。9回は無死一、三塁から7番・吉岡大翔(はると=3年)のセーフティースクイズ(記録はバント安打)などで2点を追加。先発した西田悠朔(3年)はバックの好守にも助けられながら8回6安打無失点。9回は2投手のリレーで最後まで反撃を許さなかった。

 大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する親方様と同じ姓で、就任3年目の産屋敷秀信監督は「すごい試合をしてくれた」と選手を称えた。

 2005年から選手権大会に参加し今年は節目の20年目になる。メンバー20人中14人が寮生活を送り、結束力も高い。チームの“スローガン”は「挑戦者になる」。全国屈指の強豪相手に全てをぶつけ、春夏通じて初の甲子園出場にチャレンジする。

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