巨人・丸佳浩「僕はまだまだレギュラー獲ってない」 タイトル争い興味なし「今後は僕じゃなく岡本が」

巨人・丸

　BS日テレの巨人応援番組「さまぁ～ずスタジアム　ジャイアンツ優勝への道SP」（後10・00）が25日に放送され、巨人の丸佳浩外野手（35）がVTR出演。意外な言葉を口にしてスタジオメンバーをうならせた。

　巨人のいい場面しか放送しないという、G党が安心して見られる番組。18日の「前半戦名場面SP」から2週連続放送となった今回は「ジャイアンツ優勝への道SP」がテーマで、番組が“最近気になる選手”へのインタビューも行った。

　そのなかの一人として選ばれたのが、ここまでセ・リーグの首位打者争いと最多安打争いを続けている丸。チームの懸案だった1番打者問題を解消した上で毎日のように快音を響かせ、首位チームをけん引している。

　当然ながらファンは丸の35歳での首位打者獲得にも期待してしまうが、丸はこれについて聞かれると「いやぁ～…そうっすね。まぁ、それはね、レギュラー獲っている人間が言えることなんで。僕はまだまだレギュラー獲ってないですし」と真面目な表情でキッパリ。

　スタジオでは「えっ」「凄いね」という驚きの声が漏れたが、丸は「ダメならダメでまたね、代わりの人たくさんいるんで。僕自身が一番そこは興味持ってないと思います」と個人タイトルには照準を合わせていないことを明かした。

　そして、あくまで自身が目指すところは「勝つなかで貢献できたらベストかなと思っています」と優勝の2文字だけ。これにはスタジオはうなるばかりだった。

　それでも、いつも朗らかな丸は真面目一辺倒では終わらず。番組MCを務めるG党「さまぁ～ず」へのメッセージを求められると、「激しいシーズンが続いてますけど、なんとか僕もベテランとしてしっかりとチームを支えていけたらなと思ってますんで、はい。今後は僕じゃなくてキャプテンの岡本が火を噴いてくれると思うので、注目してあげてください」とこれまでも「岡本さん」「岡本様」といじり続けていた年下の愛すべき主砲・岡本和真内野手（28）の名前をあげて笑いも取っていた。