【高校野球】北陸 2年ぶり夏切符 小矢主将はスクイズ失敗から切り替え、14球粘ってビッグイニング演出
スポニチアネックス / 2024年7月27日 17時47分
◇第106回全国高校野球選手権福井大会決勝 北陸4―1敦賀気比(2024年7月27日 セーレン・ドリームスタジアム)
北陸が敦賀気比を下し、2年連続5度目の夏の甲子園出場を勝ち取った。
勝負を分けたのは主将の“失敗”だった。0―0の7回無死一塁。カウント0―1から北陸の「4番捕手」小矢宙歌(そらた=3年)は送りバントを試みるもファール。「やっちまった……」と一瞬、我を失ったがすぐに切り替えた。「元から三振するバッターじゃない」。4球連続ファールなどできわどい球をカットし続けると、14球目を選んで四球。ファールのたびにどよめく球場の雰囲気までも味方につけ、この回一挙4点のビッグイニングを呼び込んだ。
「監督からはずっと、自分が成長すれば甲子園に近づくと言われ続けてきた。簡単に凡退するわけにはいきませんでした」
捕手としても先発の井黒晃佑(3年)、6回から救援したエースの竹田海士(3年)の両右腕を好リード。林孝臣監督からも「バントを決めてほしかったのはありますけど、何とか切り替えてよくやってくれた。根性出してよく頑張ってくれたと思います」と称えられた。走者封殺の関係で、決勝のホームを踏んだのは小矢。ノーシードからの聖地切符は、ユニホームを泥だらけにした主将の諦めない姿勢がもたらした。
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