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日本通運 添田主将が決勝打にダメ押し3ランで8強進出―「甘いボールを仕留められた」 都市対抗

スポニチアネックス / 2024年7月27日 18時9分

<エイジェック・日本通運>勝利し、明るい表情で整列に向かう日本通運・添田(右)(撮影・木村 揚輔)

 ◇第95回都市対抗野球2回戦 日本通運7―1Sエイジェック(2024年7月27日 東京D)

 5年目の今季から主将に就任した日本通運の添田真海内野手(まなみ、27)のバットがチームを救った。

 1―1の6回1死二、三塁から右翼フェンス直撃の二塁打。7回にも自身大会初アーチとなるダメ押し3ランなど計4打点の爆発に「2本とも甘いボールを1球で仕留められた」と振り返った。決勝打はスライダーにタイミングを外されながら、右肩を開かずに外野まで運んだ技ありの一撃。ただ柵越えと確信し、右手を挙げ一塁ベースを回りかけたが、途中から全力疾走に切り替えた。「入ったと思ったけど恥ずかしかった…。でも次がホームランで良かった」と苦笑いした。

 作新学院から明大に入学。同4年春に東京六大学リーグで首位打者を獲得し、同年の全日本大学選手権も森下(広島)らと頂点に輝いた。今年は社会人の名門チームで1964年以来、60年ぶりの日本一を目指す。

 主将を任せた沢村幸明監督も「勝負強い男ですから」と全幅の信頼を寄せている。

 昨大会は準々決勝でトヨタ自動車に完敗。添田は「キャプテンとして試合や練習でも背中で引っ張って行ければ」と28日の準々決勝・三菱重工East戦に臨む。

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