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【バレー男子】日本がドイツに黒星 20歳の甲斐優斗「これから重圧をはねのけて戦っていけたら」

スポニチアネックス / 2024年7月27日 18時59分

男子バレー<日本・ドイツ>第5セット、相手にスパイクを決められ敗れ、肩を落とす日本の選手たち(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第2日 バレーボール男子1次リーグC組 日本―ドイツ 日本2―3ドイツ(2024年7月27日 パリ南アリーナ)

 52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、初戦で同11位のドイツと対戦。2時間23分に及ぶ大熱戦となったが、セットカウント2―3で逆転負けを喫し、黒星発進となった。

 第1セットは相手の強烈なサービスに対してレシーブが乱れる場面があり、8連続ポイントを奪われるなど、17―25で落とすまさかの展開。ドイツのエース、グロゼルの強烈なサーブ、スパイクに苦しんだ。それでも、第2セットを一進一退の攻防の中で25―23で取ると流れをつかんだ。

 第3セットは苦しいトスでも決め切ると、エースの石川祐希、西田有志のパワフルなスパイク、高橋藍の多彩なスパイクなどが決まり、日本が終始優勢のまま25―20で取る。第4セットは、意地を見せるドイツに先にセットポイントを奪われる中で粘りをみせたが、最後は28―30で競り負け。第5セットは序盤からリードを奪われて流れをつかめず、12-15で落とした。

 試合後、途中出場となった20歳の甲斐優斗は「いつも通りやろうと思って入って、いつも通りできたのは良かった」とし、「他の大会と比べて、また違った雰囲気がある。コートの外から見ていて、少し慣れるのに時間がかかったが、サーブの時はこれまで通り打てた」と前を向いた。「大会の大きさだったり、本当に今までにないプレッシャーだったり、これからはねのけて戦っていけたらいいと思います」と前を向いた。

 試合後、キャプテンの石川が選手を集めてミーティングを行ったことには「切り替えて、次の試合に臨もうと。みんなで切り替えられたらいいと思います。本当に負けられない戦いが始まるので、チーム力で勝ち進んでいけたらいい」とした。

 初戦を落とし、もう落とせない試合が続く。1次リーグ残り2試合は、日本時間31日午後8時に世界ランキング8位のアルゼンチン戦、同8月3日午前4時に世界ランキング5位の米国戦が組まれている。

 【バレーボールの五輪開催形式】

 1次リーグは出場12カ国が4カ国ずつ3組に分かれて1回総当たりで実施。各組上位2カ国と3位のうち勝利数、勝ち点、セット率、得点率などの成績による上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出する。1次リーグの成績によって8カ国を順位付けし、準々決勝の組み合わせを決定。1位通過の成績最上位は3位通過の2位と対戦する。

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