永山竜樹が60キロ級準々決勝で敗れる“不可解判定”に騒然…5分間畳降りず“抗議”も 締め技で失神判定
スポニチアネックス / 2024年7月27日 19時45分
◇パリ五輪第2日 柔道(2024年7月27日 シャンドマルス・アリーナ)
柔道ニッポン男子の先陣を切って27日、60キロ級に永山竜樹(ながやま・りゅうじゅ、28=SBC湘南美容クリニック)が登場。五輪2戦目となる準々決勝で昨季の世界王者のフランシスコ・ガルリゴス(29=スペイン)と対戦し敗れた。
過去の対戦成績は永山の6戦全勝だが、相手は昨年の世界柔道覇者。無念の敗戦となった。
激しい主導権争いの中、永山の上にガルリゴスがかぶさり締め技に。その後、審判が“待て”のジェスチャー。しかし、ガルリゴスはしばらく締めるのをやめず、数秒後に立ち上がったが、永山は仰向けのまましばらく起き上がらなかった。永山が立ち上がると、向かい合った時点でガルリゴスの勝利がコールされた。永山にとってはまさかの一本負け。何が起きたのか理解できない永山は、握手を拒否し、納得がいかない表情で畳から約5分間降りなかった。永山の“抗議”中に畳の外では不可解ジャッジと感じた古根川コーチが強化委員長の元に行き何やら話し込む。その間に会場に鳴り響くブーイングと指笛。しかし、状況は変わらず、諦めた永山は一礼して畳を降りた。
その後、永山は締め落とされていたと金野強化委員長から説明を受けた古根川コーチ。しかし、永山は「待て」を聞き力を抜いたところ、締め技を続けられ失神した。
会場を引き揚げるガルリゴスに大きな拍手が送られる中、永山はうつむきながら引き揚げた。結果は変わらない。敗者復活戦に回りメダルを死守するしかない。
初戦の2回戦でアンドレア・カルリノ(27=イタリア)と対戦した永山。初の五輪舞台からゴールデンスコア突入の激闘となった。4分間は一本背負いなど仕掛けるも、相手も永山対策でいなす。結局、指導1ずつでゴールデンスコアに突入。決定的な場面がない中、2分すぎに相手に2つ目の指導が入り、3分37秒に相手指導3で反則勝ち一本で初戦を突破した。
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